T.K.G.の『ぶっ飛び求めて三千里魂』

T.K.G. 面白そうなことなんでもやりたいマン。回りまわってみんな幸せになったら最高

中学の学校祭でハメを外しすぎて中断させた話。

演技とは日常から作り上げていくもの。
T.K.G.はそう思います。
日常生活で演技の素を吸収できなければ,演技の場でなんか発揮できやしない。日常での自分を見極め,分析が必要なり。
視野を広くし,より多くの人を見つめ,感情を多く持ち,自分の幅を広げる。
経験もひとつひとつの行動も全て演技に直結する
演技とは実に奥深く興味深いものなんだなと日々実感しております。

出しゃばりは中学校から!?

小学校まで恥ずかしがり屋だったT.K.G.も中学に進学するや否や目立ちたがりに大変化。なんせDJやってしまうくらいですから(笑)tkgdj.hatenablog.com

そんなT.K.G.のクラスは入学前から目をつけられるほどの荒れ学年。
その前評判を覆すことなく荒れ荒れな毎日に。
個人的には凄く楽しかったです(笑)
その荒れ学級の中で目立つ子とも目立たない子とも両方のパイプを築くことができた,その経験は今に生きているかもしれません。
あらゆる種類の子と仲良くなる,非常に大切なことです。

そんなこんなで楽しい中学生活を過ごしていたT.K.G.
自分でも楽しいことがないか常に探していました。
ちょうど2年生の学校祭シーズン。
1年生の時にある意味衝撃を受け,『来年は自分も何かやってやりたい』と思っていたT.K.G.は動き始めました。
我が中学校では合唱コンクールや生徒会企画などに加えて有志で出し物を披露する機会もありました。
その場を最大限に使わない手はありません。
やってやるしかないと思いました。
早速現宿主のKくんに声をかけることに。
Kくんも賛同してくれ,他にもメンバーが集まりバンドを組むことになりました。ちょうどKくんはギターが弾けて。

というのも中学1年の頃,T.K.G.はKくんよりも先にギターを習っていました。それを知ったKくんもギターを独学で練習し始めたわけなんですが,中学2年の時にはギターを弾かなくなったいたT.K.G.
それに対してかなり上達しているKくん。
ギターを勧めた自分が後から始めた人に抜かされるなんてなんとも滑稽な話です(笑)

というわけで,Kくんのギター主体のバンドを組むことに。
T.K.G.はというと,家にあるだけで弾けもしないピアノを弾くことに。
周りは当然弾けると思っての選考ですよ?その時は(笑)
それから練習の日々が始まりました。
弾けもしないピアノとギターのバンド
嫌な予感しかない。けれどできる気しかしなかったT.K.G.(笑)
そんなこんなで前日リハを迎えることに。
最初の出だしだけ完璧で残りは弾けない状態だったため,当然皆から心配の声が。Kくんも「お前大丈夫かよ」と
それに対してT.K.G.は「大丈夫だ,任せろ」の一言。
なんの根拠があってそんな発言を。今考えるとバカ丸出しでした(笑)
一部が不安を抱えつつ,T.K.G.は根拠なき何かが起こるとの確信をいだきつつ,いよいよ本番に。

本当になにか起こしてしまった本番。

当日になっても変な自信は残り,ある程度のイメトレができていたT.K.G.
やってやる感は半端なかった。
そして迎えた本番。
ピアノを前にしたT.K.G.に周りからは「あいつ弾けるのかよ」の声が。
ええ,弾けませんがなにか(笑)
出だし順調,からの突然弾き終えるピアノ。周りはザワザワ。
突然手拍子をしながら立ち上がりステージに向かうT.K.G.
ウケ狙いでステージに上がる前にド派手に転びを仕掛ける。
予想通りの大爆笑。狙い通りっす
ある程度バンドメンバーと絡んだのちに思うがままに観客席へ乱入することに。
観客席のみんなは大熱狂
1人のクラスメートを捕まえステージに連れて行くT.K.G.
そこまでは良かった。
しかし…です。
歌い終わりにそのクラスメートにマイクを持たせ,好きな子への告白タイムにすることに。周りも大興奮。
そんなムードもつかの間。
いきなり暗転するステージ。同時に幕が降りてくる。
裏に引き込まれるT.K.G.一向。周りはブーイング。
一気に失敗ムードが漂いました。

失敗かに見えて…

学校祭終了後,バンドメンバー一向は先生にこっ酷く怒られました。
オーディション選考を経てステージに立ったにも関わらず,オーディションに参加していない人をステージにあげてしまったのが1番の問題だったようで。
ちょっとはヘコむT.K.G.
それでも腑に落ちない。
あの空気を感じられただけでこっちとしては大成功なわけで。
とてもじゃないけど失敗とは思えませんでした。
先生からは「お前はそんなバカなことをする奴じゃないだろ?」と。
バカなことをしたつもりもサラサラない。
そんな思いは裏切られなかった。
その場にいた観客たちからは絶賛の声
「なんで幕が下りた!」「なぜ終わった!良かったじゃないか」
の声ばかりいただきました。
そうです,結果的にはみなの心を掴み成功したのです。
なんの後悔もありませんでした。
確かに方法的には間違えた部分もある。しかしそれでも若さというアドバンテージ込みで成功だったんです。
あの空気を作り出し,感じ,盛り上げることができた
あの空気…
俳優としてもう1度作り上げてみたい,感じてみたいです。
それが今の目標だったり。

《T.K.G.のAfter talk》

『後悔先に立たず』との言葉がありますが,確かにそう。
やってみなきゃ分からない。
でも…
そもそも“後悔”とかってないと思うんです。
生まれるのはできなかった時だけ。
やって失敗は後悔じゃなくて,教訓になる。学べる。
それならやるべき。挑戦する価値がある
幾らでもチャレンジしようと思うT.K.G.でした





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