T.K.G.の『ぶっ飛び求めて三千里魂』

高城一寿/T.K.G. / blogger T.K.G. /actor T.K.G. /dancer T.K.G. /performer T.K.G./ オリジナルカテゴリー確率中 / T.K.G.のぶっ飛びLIFEが世界に勇気と笑顔を運びますように。

結婚を前提に付き合っていた相手を亡くしてしまった時の話…。

みなさんは,愛する人を亡くしたことがありますか。
T.K.G.はあります。
しかも家族ではありません。
心から愛する恋人を亡くしました。
会いたくてももう会うことはできないのです。

だいぶ引きずりました。
最初のうちは思い出すのも辛く,口に出すなんて考えられないことでした。数年が経った今も確かに時より思い出してはセンチメンタルになりますが,それでも今は彼女と過ごせた時間を懐かしく思い,微笑ましさも出てきたのかなと思っています。
なによりも,彼女との日々を少しでも書き留めて記録に残すことによって時間とともに彼女が薄れてしまわないようにできればと思い,今回記すにいたりました。

彼女との出会い。

彼女…。
そう,レア・ウィンストンとの出会いは高校時代でした。
高校留学した先で同じクラスだったレア。
自分で言うのは変な話ですが,とてもとても美人さんで自分なんかには関わりのない人なんだろうな,というのが最初の印象でした。
でも,よくよく考えてみると初めてクラスで話したのはレアでした。
右も左も分からない自分に積極的に声をかけてくれた。
仲良くなるのもあっという間でした。
あちらが日本語を少しだけ話せたということもあり,英語も彼女から教えてもらうこともしばしば。
そんなこんなでほとんどの時間をレアと過ごしていました。
2人が惹かれ合うのにそんなに時間はいりませんでした。

ちょうどクリスマスの夜。
T.K.G.は自分で見つけた絶景スポットにレアを呼び出しました。
そう,告白をするためにです。
約束の時間よりだいぶ早く着いてしまいソワソワするT.K.G.
レアが現れ,緊張MAXなT.K.G.
いま思えば青春でしたね!
呼び出した場所は少し高台になっていたため,綺麗な街灯りを一望できる場所でした。
いざ本人を目の前にすると言いたかったことを言えず無難な話をする自分がおり。時間だけが過ぎていきました。
少し経ってレアはいきなり手を掴んできて,
「もう付き合っちゃおうか」と一言。
一瞬状況を理解できず固まるT.K.G.でしたが,すぐに状況を察しました。
そうです,彼女に先に告白されてしまったのです。
そんなこんなで両想いのまま付き合うことに。
今思い出しても本当に楽しい日々でした。
大変な思いをしてアメリカに来た甲斐があるなと思いました。
彼女と過ごした1分1秒が幸せで,「ずっと一緒にいたい」と心から思っていました。

卒業パーティーで交わした約束…。

レアとの特別な時間と共に高校生活もあっという間に終わりを迎え,卒業することになりました。
その時点でレアは進学の道を選び,T.K.G.も報道マンとして歩むことを決めていました。
そんな中迎えた卒業パーティー。
我が高校にも卒業パーティーなるものがあり,みなが正装をしてダンスをしたり楽器を弾いたりと楽しい時間を過ごす伝統行事がありました。
最初T.K.G.はレアが来ていなかったので違う女の子と踊って待つことに。
遅れてきたレアはそれを見て激怒。
思いっきり蹴られたのをおぼえています(笑)

とそんな茶番を演じつつ,レアと踊ることに。
その学校では最後の曲を恋人と踊ると永遠に結ばれ,その曲の最中に交わされた約束は永遠のものとなるという言い伝えがありました。
あの時の約束を今思い出すと無念でいっぱいになります。
レアが大学を卒業したら結婚しても良いかもねと冗談半分ながら2人の間で話していたことがあります。
T.K.G.はその話を真面目に考え,そうなったら良いなと本気で願っていました。
最後のダンスが始まり,それぞれのカップルが思い思いに自分の気持ちを話す時間に。
T.K.G.はそこで,レアが卒業したら結婚しようとプロポーズをしました。
一生守る,ずっと一緒にいよう,なんかも言ったかもしれません。
レアはただただ頷き,最後に「絶対果たせよ」との一言。
胸に刻みこみました。
レアを,彼女を一生大事にし,守っていくんだと。
その約束を絶対に果たすんだと。

約束は永遠に…。

卒業後T.K.G.は報道マンに,レアは大学生となり,お互いが忙しくなりつつもその中でバランス良くお互いを支え合うという理想的な関係でした。
レアは大学進学と共に1人暮らしを始め,T.K.G.もアメリカを飛び回っていたものの,仕事のない時はレアの家に滞在しもはや半同棲状態。
あの空間,あの時間は本当に幸せでした。

そんな中,半年続けたパパラッチを卒業する事に。
半年以上アメリカには帰れなくなること,仕事の内容が変わること。
そんな話をレアにした際,彼女はその仕事の危険性を察知したのか猛反対しました。半年離れて会えなくなるのは耐えれる。けれどその仕事をする事によって起こり得るリスクに対して心配してくれたのです。
そんな彼女の気持ちもすごくわかりました。
自分を心配してくれるのも嬉しかった。
けれどやってみたい仕事だった。
そんな気持ちを上手く伝えられず,結局は喧嘩に。
喧嘩した状態をひきづりながらアメリカを離れる事になりました。
また会えるその日を楽しみにしつつ遠ざかっていくアメリカ。
レアのために結果を出さなきゃとの気持ちをいっぱいにして。

アメリカを離れたあとの仕事は先回も書きましたが激務でした。tkgdj.hatenablog.com

当然彼女とプライベートな連絡を取ることなんて出来ずにあっという間に時間だけが過ぎていました。
やっとのことでひと段落し,7ヶ月ぶりくらいにアメリカに戻れることに。
アメリカ行きの飛行機では,レアに謝らなきゃな,サプライズでもしようかな,なんて考えながら会えることが楽しみで仕方ありませんでした。

できる時にできなかった後悔。

半同棲時代,週末には一緒にレアの実家に戻っていました。アメリカに帰ったのが週末だったということもあり,驚かせたい一心で実家へと足を早めました。
入ってすぐ異変に気づきました。
なにかが違うのです。
いつもと違う空気。
お父さんお母さんはいるのにレアはいない。
出かけているのかなと思いつつも嫌な予感がする。
家にはレアの写真がたくさん飾ってある。
すごくすごく嫌な予感がしました。
そしてとうとう聞いてしまったのです。
「レアはどこにいますか?」と。
ただただ重苦しい空気だけが流れました。
そんな空気を感じないわけがなく,どこにいるかと聞きながら涙が出てくる自分。
そうです,その時点でレアは,会えることのない,もう二度と会えない,長い長い旅路に出発していたのです。
そう,レアは旅に出たのです。
行き先は分かりません。
ただ一つ言えるのが,二度と会えないということ。
どんなに頑張っても足掻いても会えないのです。

彼女は,レアは白血病で亡くなりました。
わたしがアメリカを離れて比較的すぐに発覚したらしく。
若かったゆえにあっという間に転移したそうで…。
言ってくれよ,なんで連絡してくれなかったんや!
と何度も何度も思いました。
レアの両親曰く,僕がもしも病気のことを知ってしまったら仕事も何もかも放り投げて自分のところにきてしまう。でも今は夢を追いかけている最中。だから言わないでほしい。自分も頑張って治すから。と。
彼女なりに自分のことを知っていて色々と考えた結果だったんだなと。
本当はそばにいて欲しかったんだろうなと。
彼女は,自分がアメリカに戻る3週間前に息を引き取ったらしく。
なぜもう少し早く帰れなかったんだろうという後悔もあり,悔やむことばかりでした。
彼女の存在は大きすぎた。年単位で引きずりました。
引きずったところで晴れない悔しさ無念があるのは今でも変わらず。
ただ時間とともに思い出になりつつあるのにも複雑な心境であります。

プライドとかそんなのはいらない

書くことによってなにを伝えたかったのか,成し遂げたかったのかはいまだに見えていません。
とにかく書きたかった,それだけです。

ただ,もし今大切な存在がいるのなら,思いっきり大切にしてあげてください。カッコつけとかプライドとかそんなのはいいから,気持ちに素直になって全力で愛してあげてください。
わたしみたいな経験は稀かもしれません。
ただ,今共に過ごしている時間に戻ることはできない。
ならば全力で過ごすしかないんです。
相手と過ごす時間の貴重さは身に染みるほどに痛感しました。
だから,1分1秒無駄にしないでいただきたい。
自分と同じ感情をもたないためにもわたしはそう願います。


《T.K.G.のAfter talk》
伝えたかったことが本当に伝わっているかは謎ですが,大まかには書けたのかなとおもいます。
この出来事があまりにも辛すぎて,でも前に進むために荒療治的な意味で高校時代の思い出を全て処分しました。
高校時代の思い出とレアはセットだったからです。
その時は良かった。
けれど今となっては後悔しかありません。ホント後悔です。
彼女への墓参りも極力避けていました。
でも,前に進まなければいけないのです。
アメリカに戻る機会があれば久しぶりに顔見せしたいな,なんて思ってます。



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