T.K.G.の『ぶっ飛び求めて三千里魂』

T.K.G. 面白そうなことなんでもやりたいマン。回りまわってみんな幸せになったら最高

ホテルで働く人必見!!上手くやりたきゃ料理長と◯◯せよ!!

4日間で睡眠合計4時間。
布団で寝れたのは2時間程度。
結果金曜日はフリーでしたが,起きたら夕方4時。
そりょそうなりますよね(笑)
久しぶりの,そしてこの業界に入って初めてのハードスケジュール。
嬉しい悲鳴とやらですね!
忙しいのはイイこと,嬉しいこと!
この忙しさが定期的にあればイイのになんて思います。
まだまだ,もっともっと。

ハードだけど楽しかったホテルマン時代

以前,何でも屋時代のはなしをしましたが,その後T.K.G.ホテルマンになったんです。
配膳の派遣会社というものがあり,登録すると色んなホテルに派遣されるというもの。
最初は色々なホテルに行きました。
大きなホテルから小さなホテルまで。
『配膳』と聞いてもピンとこないかもしれませんね。
ホテルでいう『料飲サービス』のこと。
ホテル内で行なわれる宴会や婚礼を運営するセクションです。
宴会や婚礼中に料理やお酒を運んだり,催しの運営をしたりするため比較的最初から最後までバタバタするお仕事かもしれません。

色々行く中でホテル側から気に入られると,うちのホテルで専属で働かないかというお誘いがくるのです。
実際T.K.G.もお誘いに預かり,駅前の札幌の中では高級なホテルのスタッフとして働くことになりました。
そのホテルはサービスの仕方に細かいこだわりがあり,サービスの基本というものを徹底的に教え込まれました。
立ち構え,礼の仕方,あいさつ,皿の持ち方,料理サービスの仕方,そしてスピード…
T.K.G.が行った中では1番忙しく,1番厳しいホテルでした。
そこも札幌で1番なんじゃないかと。
毎回毎回バタバタで常に走り回っていました。

そんな仕事にも慣れてきた頃,とある打診が。
ほぼ契約社員と同じ立場にならないかというものでした。
当然今よりも数倍やることも責任も多くなる立場。
その時のT.K.G.がやるには時期尚早な気はしましたが,何事もチャレンジしなきゃわからない精神のため,もちろんトライすることに。
同時に『デシャップ』という立場も与えられました。

『デシャップ』とはなんぞやと思われるかもしれません。
デシャップというポジションがあるのは婚礼の時。
婚礼の際はキャプテン1人,アシスタント2人,デシャップ1人という感じで回しており,順位的には3番手。
ホテルによってデシャップの定義だったり仕事内容が変わってくるのですが,T.K.G.のホテルの場合は裏方リーダー的ポジションでした。
裏のお仕事は全部やる。
プラスで表の宴や式にも絡む。
本当に休む暇のないポジションでした。
宴前に流れや,参加者,料理,注意点,時間の目安などを把握しバイトの子たちを上手に割り振らなければいけない。
テーブル割だったり,必要なポジションだったりに能力に応じて分ける仕事に始まり,テーブルセッティングでは先頭をきって指示を出しながら,セッティングを行なう。
調理場では大体の時間を話し合い,アレルギーなどの注意を促したり代替え案を話し合ったりする。
いざ始まると,バイトへの指示は基本デシャップ。
料理を出すタイミングから,催し事が始まったり料理をストップする時間や下げるタイミングも全てこちらで合図を出すことに。
そのなかでこちらも照明をいじったり,機械操作したり,調理場へ指示を出したり…もうひとつの式ですべきことが山のようにありました。
しかもひとつでも忘れると全体に迷惑をかけ,せっかくの宴も台無し。
常に時間とプレッシャーとの勝負でした。

うまくやる秘訣は…

なかなかデシャップという立場に就くことはないかもしれませんが,それでもホテルの配膳の仕事をすることがあるかも?
そんな時1番お勧めしたいことがあります。
それは,調理場の人たちと仲良くなること。
とりわけ料理長やシェフと仲良くなって損はないでしょう!!
デシャップならとりわけ必要。
なぜならば,彼らがいなければ料理はでないからです。
デシャップは調理場と密に絡むポジションでもあります。
料理出しのタイミングやアレルギーや料理チェンジの打診,
宴中には時間調整なんてこともよくあります。
料理長シェフと仲が良くて良かったと思うタイミングは時間調整をしなければいけなくなった時。
当然あらかじめ決まっている時間通りに進むことなんて滅多にないのです。遅れたり早まったりして当然。
そんな時,逐一調理場と時間修正をするのですが,仲が良くないとこれがまた大変。こっちの言うことなんて聞いてくれないのです。
「なんで」「いつわかる」「もう料理できる」「早くしろ」
こんなことの繰り返しです。
これが仲良くできていると違うもの。
やはり遅れていたり早かったりの理由や,だいたいの目安を伝えるのは常識なのですが,それでもスムーズに「スタンバイしとくからいつでもGOサインだして」と言ってくれるもの。
こんなありがたい言葉はないです。
T.K.G.はシェフと仲が良かったので,何事も楽でした。
少し時間があると新作の味見もさせてくれた。
それはシェフに限らずです。
調理場の人間と仲良くしていると良いことがある。
これは間違いない!!(笑)
余り物をもらえるなんてことも珍しくなかったです。
何事も仲が良いのはいいコトですね!

オール明けの婚礼なんて当たり前!?

この仕事に定時はなし。終わったらそれが終わり。
そんな仕事でした。
宴が終われば終わりであり,片付けをして次の日のセッティングが終われば終わり。
なので大抵終電ギリギリの帰りでした。
そんな中,当然ながら職場の付き合いというものもあるわけで。
いつ行くのか。もちろん仕事が終わったらデス(笑)
乾杯する頃にはもう終電は行ってしまっているのです。
乾杯=朝帰り覚悟でした。
普段なら問題がないものの,金曜や土曜夜の飲みは話が変わってくる。
土曜日や日曜日は大抵が婚礼が入っています。
となると…
その前夜に飲んで朝帰りすると,最悪帰りにはならずオール明け直出勤になるのです。
帰れたとしても家についてシャワーを浴びて30分寝れれば良いかな程度。
ほんとバカでした(笑)
正直寝坊したコトもなんどか…。
それでも仕事終わりのビールはなんとも言えない気持ち良さ美味しさ。
今日も仕事頑張ったー!!!という余韻に浸れる瞬間なのです。
婚礼で走り回ったあとのビールも本当に最高。
至福の時ってやつですね。
その瞬間を求めて走り回ったと言っても過言ではないかもしれません(笑)

それでもやはり辞めどきがきてしまった。
若さゆえに上手くいかなかった部分もあるのです。
いま思えば非常に惜しいコトをしたなとおもうT.K.G.
接客業あるあるかもしれませんが,この仕事って自分の頑張りが直に見えるもの。
うまく行ったりできたりするとお客様から感謝され,笑顔をいただき,それがまたやりがいにつながってまた頑張ろうって気持ちになる。
こんな分かりやすい結果をえられる仕事も少ないかもしれないですね。
また機会があればやってみたいななんて思います。


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ホテルマン時代のT.K.G.
若い…(笑)


《T.K.G.のAfter talk》
そんなT.K.G.は今日から銀座でバイトデビュー!!
バーテンダーに復職という感じです。
オシャレなカフェandバーですが,またひと暴れしようかなと思ってます。
T.K.G.がバイトで上手くいく流れというものがあって。
それは,最初から本領発揮しないこと。
最初はあんまできないなコイツくらいに思われるのが一番いい。
あとから見てろよってやつです(笑)
というわけで夕方から頑張りたいと思います。
それまでは記事を書き書き。
あぁ,忙しい(笑)




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